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「クローン女児誕生、イブと命名」 スイスの新興宗教


2002年12月28日

スイスに本拠を置く新興宗教団体ラエリアン・ムーブメントのフランス人化学者ブリジット・ボワセリエ氏は27日、米フロリダ州で記者会見し、「クローン人間の女児を世界で初めて26日に誕生させた」と発表した。

出産したのは、不妊に悩むカップルの31歳の米国人女性。自分の皮膚の細胞と卵子からつくったクローン胚(はい)で妊娠し、女児を帝王切開で出産。体重は約7ポンド(3.2キロ)で、名前をイブと名付けた、という。生まれた国は明らかにしていないが、「米国外」としている。

女性と女児のDNAが一致したかどうかなどの科学的データは示さず、「これから検査をし、1週間ほどで結果が出るだろう」と話した。

さらに今後数週間のうちに4人のクローン人間が誕生する、と述べた。

 

《朝日新聞社asahi.com 2002年12月28日より引用》

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