神奈川県のBSE牛 4頭と同じ代用乳か
2002年08月24日
神奈川県は23日、牛海綿状脳症(BSE)とされた同県伊勢原市の乳牛について、過去4頭と同じ代用乳が使われていた可能性があることを明らかにした。
この日の県の立ち入り調査で、酪農家は肉骨粉は使っていないとしたが、代用乳については「使ったことがあるかもしれない」と話した。このため、94年までさかのぼって伝票を調べたところ、過去4例で使われた代用乳と同じ商品名の伝票があったという。
県はBSEと確認された牛の肉を24、26両日に焼却処分するよう指示した。一方、厚生労働省は23日、専門家会議(座長=品川森一・帯広畜産大教授)を開き、国内5頭目のBSEであることを正式に確認した。
《朝日新聞 2002年08月24日より引用》