牛ひき肉8600トン、米大手回収へ O157汚染、農務省指示
2002年07月21日
【ニューヨーク20日=福島申二】米農務省は19日、食品大手コナグラ・フーズのコロラド州工場で加工された牛ひき肉が病原性大腸菌O(オー)157に汚染されている可能性があるとして、約8600トンの回収を同社に指示した。ハンバーガーで約1億8千万個分に相当する。これまでに同社のひき肉が原因と見られる19人の発症が確認されている。コナグラ・フーズは年商約270億ドル(約3兆1千億円)の全米第2位の食品企業。
《朝日新聞 2002年07月21日より引用》