羊のドリーが関節炎 クローン特有?早老現象か
2002年01月05日
【ロンドン4日=ロイター】96年に世界ではじめて体細胞クローン技術で生れた羊ドリーが,重い関節炎を患っていることが分かった。 生みの親である英ロスリン研究所もイアン・ウィルムット教授は「この若さでは珍しい。クローン動物に共通する問題があるのか原因究明を急がねばならない」と話している。
遺伝子が何らかのダメージを被ったとの見方もありる。ドリーづくりに協力した英バイオ企業などが,「臓器移植用に遺伝子操作したクローン豚を作った」と発表したばかり。
《朝日新聞 2002年01月05日より引用》