絶滅危機の野生牛クローンが誕生へ
2000年10月19日
インドなどに生息し,絶滅の恐れがある野生牛のアジアがうアのクローンを乳牛に妊娠させることに,米バイオテクノロジー企業アドバンストセルテクノロジー(ACT)社が成功した。
ガウアのクローンは来月末に誕生予定。無事生れれば,異なる種の細胞と卵子を組み合わせた初めてのクローンとなる。
同社は,アジアガウアの市外の皮膚から細胞を採取、これを細胞核を取り除いた乳牛の卵子に移植し,胚をつくるのに成功した。この胚を代理母牛の乳牛の子宮に戻した。
(共同)
《朝日新聞 2000年10月19日より引用》