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豚熱ワクチン接種開始 県 399農場、46万頭が対象(茨城)


2020/02/18 05:00

防護服を着て、豚へのワクチン接種を行う家畜防疫員(古河市で)=県提供

防護服を着て、豚へのワクチン接種を行う家畜防疫員(古河市で)=県提供

家畜伝染病「CSF(豚熱=豚コレラ)」対策として、県は17日、予防的ワクチンの全頭接種を愛玩用も含め399農場の飼育豚約46万頭を対象に始めた。県畜産課によると、初日は古河市の13農場(約5000頭)で行われた。接種は県ワクチン接種プログラムに基づき、栃木県境の県西部から県北東部に進め、6月上旬に終える予定。

同課によると、この日は筑西市の県西家畜保健衛生所に獣医師の家畜防疫員24人と記録・注射器準備などの補助員ら計約40人が集合し、接種方法や注射器の使い方などの説明を受け、各農場へ赴いた。家畜防疫員らは防護服を着用し、豚を狭い場所に追い込んだり抱きかかえたりして首や尻に接種したという。

同課の鴨川修課長は「予定通り接種を進め、本県でのCSFの発生予防に努めたい」と話している。3月中旬からは、新たに生まれてくる豚や繁殖用の豚などを対象に229農場で、月約6万5000頭ペースで追加接種を行う。

 

《読売新聞 2020/02/18より引用》

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