20130222

農畜産物輸出、宮崎県が支援 新年度、香港に貸しオフィス・倉庫 【西部】


2013年02月22日

宮崎県は、農畜産物を海外で売り込む県内の民間企業を支援するため、貸しオフィスと貸倉庫を香港に新設する。都道府県で初めての取り組みという。

オフィスと倉庫は、県が夏までに開設を目指している香港事務所に併設。いずれも県が借り上げ、オフィスと倉庫を使いたい会社に安めの賃料で提供するという。県内の農業法人や食品加工業者が現地で商談する際、サンプル品を倉庫に置いておけば「いざというとき取引先に即時に届けることができ、商機がつかみやすくなる」(県の担当者)という。

宮崎県から香港へは、宮崎牛やサツマイモなど農畜産物が年176トン(2011年度)輸出されている。県は香港の商店街に宮崎の野菜や果物、加工品を並べる「アンテナショップ」も計画。さらなる輸出品目を開拓していくという。新年度予算案にこれらの総事業費として5250万円を盛り込んだ。(北村有樹子)
《朝日新聞社asahi.com 2013年02月22日より引用》

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