20110907

福島原発事故の損害賠償、畜産団体に説明 東電 /青森県


2011年09月07日

畜産関係団体や県などでつくる「県牛肉安全性確認検査検討委員会」は6日、会合を開き、原発事故による損害賠償について東京電力の担当者から説明を受けた。東電からは補償を担当する福島原子力補償相談室の橘田昌哉部長ら4人が出席。8月末に発表された「原子力損害の判定等に関する中間指針」を元に、賠償の請求方法や補償基準について説明した。

出席者からは「牛肉検査にかかった費用は請求できるのか」「牛肉の風評被害の補償はどうなっている」といった質問が相次いだ。

橘田部長は「検査費用は補償の対象と考えているが、必要性や合理性について判断するため書類を求めることもある」と答え、牛肉の補償については「農林水産省の賠償スキームを基本とするが、まだ話し合っているところ。早急に詰めてお話ししたい」と述べるにとどまった。

《朝日新聞社asahi.com 2011年09月07日より引用》

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