牛の出荷停止、福島と宮城は19日にも解除
2011年8月19日3時1分
福島と宮城両県の肉牛の出荷停止の指示について、菅政権は19日にも解除する方針を固めた。今後、県が示した検査方法に沿った畜産農家の牛は出荷できるようになる。放射能で汚染された稲わらは牛に食べさせないよう、管理を徹底することにした。岩手、栃木両県については調整中だ。
牛肉の検査方法や汚染稲わらの管理については、福島、宮城両県が示した計画を承認する。岩手、栃木両県は計画を作成中だ。
解除後は、放射性物質に高濃度に汚染された地域や汚染された稲わらを利用した農家の牛については、全頭検査で基準を下回れば流通することになる。
《朝日新聞社asahi.com 2011年8月19日より引用》