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牛の放射能検査、岩手県も独自実施へ 8月上旬から


2011年07月27日15時20分

放射性セシウムに汚染された牛の肉が流通している問題で、岩手県は27日、県内の食肉処理場から出荷される肉牛の放射能検査を実施すると発表した。検査機器が整い次第、8月上旬から始める。

県によると、2009年の県産牛は約3万6千頭で、このうち約3割が県内1カ所の食肉処理場で解体されている。出荷時に国の基準値を超えた放射性セシウムが検出された稲わらを与えた牛と、稲わらの調査が不能で出荷自粛をしている牛は精密検査を、また与えた稲わらが基準値以下だった牛と稲わらを与えていない牛は簡易検査をする。農家1戸あたり1頭は精密検査もする。県外から入ってきた牛が県内で処理される場合も簡易検査をする。

県内では、畜産農家から全頭検査を求める声が高まっていた。

《朝日新聞社asahi.com 2011年07月27日より引用》

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