セシウムわら、新たに4道県で使用 出荷牛1600頭超
2011年07月23日3時1分
朝日新聞社の22日現在のまとめでは、汚染わらを牛に与えていた畜産農家はこの日、北海道と秋田、三重、島根の3県でも新たに確認され、計14道県から出荷された牛の数は1600頭を超えた。これらの肉の流通はこの日、新たに鳥取県でも確認され、沖縄県を除く46都道府県に広がっている。
北海道は、浜中町農協の肉牛牧場の宮城県産わらから、国の基準(1キロあたり300ベクレル)の約6倍のセシウムを検出したと発表した。このわらを食べた牛15頭を東京都や青森県などに出荷していたという。
秋田県は、新たに県内の畜産農家3戸の宮城県産わらから、基準の約7~16倍のセシウムを検出したと発表した。このうち2戸が計9頭の牛を東京都や大阪府などに出荷していた。
《朝日新聞社asahi.com 2011年07月23日より引用》