20110719

汚染わら調査、全都道府県に拡大 農水相発表


2011年07月19日10時57分

放射性セシウムに汚染された稲わらが宮城県から福島、新潟、山形の3県に流通して肉牛のえさに使われた実態を受け、鹿野道彦農林水産相は19日、閣議後の会見で、畜産農家での稲わら利用状況を調べる緊急点検を全国47都道府県に広げると発表した。

15日に1都10県で始まった緊急点検で、原発事故後に収集された稲わらが、宮城県から福島、新潟、山形の各県の畜産農家に渡っていたことを各県が発表。汚染わらが広域に流通する実態が明らかになった。

11都県以外の36道府県に対し、19日中にも、畜産農家への稲わらの利用状況の聞き取りを依頼する。牧草とお茶の汚染が確認された11都県で原発事故後に収集した稲わらを使っていないかを調べる方針という。

 

《朝日新聞社asahi.com 2011年07月19日より引用》

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